シンボルマーク 独立行政法人国立病院機構 姫路医療センター

〒670-8520 姫路市本町68番地
TEL:079-225-3211

前立腺がん

 昨今高齢化及びPSA測定が普及したこともあり、前立腺癌患者さんは増加の一途をたどっています。PSA高値などで前立腺癌の存在が疑われる患者様に対しては、原則前立腺MRIを実施し、生検での的中率を高め、さらに不要な生検を省くよう務めています。当院では原則一泊入院の上前立腺生検を行っています。
生検でがんの診断がくだされれば、ステージング検査としてCT検査や骨シンチグラフィーを行い病気の進行具合を確認します。 前立腺がんの治療は手術療法、放射線療法(強度変調放射線治療:IMRT)、ホルモン療法など多義にわたっています。患者さんの病態、希望を十分考慮し、適切な治療を相談の上、選択いたします。
また近隣には西日本唯一の重粒子線センターがあり、保険適応外ですが、希望される患者様においては紹介も可能で、様々な選択肢があります。



IMRT 強度変調放射線治療

コンピューターを利用し、腫瘍の形態に合わせて放射線照射野や線量を調節する先端の放射線治療です。前立腺がん治療においては前立腺に集中的に照射し、周辺臓器である直腸や膀胱への照射を抑えることにより、放射線性直腸炎や膀胱炎といった副作用を増やすこと無く、治療効果を高めることが可能です。当院放射線科は播磨地域において前立腺癌放射線治療の中心的役割を果たしています。


泌尿器科

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