シンボルマーク 独立行政法人国立病院機構 姫路医療センター

〒670-8520 姫路市本町68番地
TEL:079-225-3211

肺癌

概要

肺癌は大腸癌や胃癌と並び日本人の癌罹患数・死亡数の上位を占めています。 当院では、肺癌に対する胸腔下手術数は全国でトップクラスですが、肺癌の内科的治療においても、平成27年度の呼吸器内科における肺癌入院患者が年間のべ1,422名(検査入院を除く)を数え、全国屈指の症例数を有しています。


診断

当科においては、CT、MRI、核医学的検査(PET-CTなど)の他、気管支鏡、透視下経皮肺穿刺、CTガイド下経皮針肺生検などを症例に合わせて的確に選択し、できる限り低侵襲かつ診断率の高い診断を心がけています。



気管支鏡

当院独自の方法で仮想内視鏡システムを併用することにより、正確、迅速な診断を行っ ております。



超音波内視鏡EBUS

熟練が必要な手技ですが、当科ではほとんどのスタッフが習熟しており、短い検査時間 で的確な診断を行っています。



CTガイド下経皮針肺生検

内視鏡での検査が難しい症例に対しては放射線科との連携でCTガイド下に生検を行 います。



単純透視下経皮肺穿刺

現在、日本で施行できる施設は少数ですが、CTガイド下経皮針肺生検に比べ圧倒的 に検査時間が短く合併症も少ない利点があります。


治療

呼吸器外科とのカンファレンスを毎週行い、化学療法・放射線療法・外科療法を組み合わせて最大の効果が上がるよう努めています。外来化学療法も積極的に行っています。



放射線治療

従来のリニアックのほか、平成29年4月稼働のIMRT専用機を駆使した治療を計画します。


治験

他施設と共同して国内、国際的な臨床試験に参加し、より有効な治療の開発に向けて努力を続けています。


呼吸器内科

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