低侵襲治療
低侵襲治療とは

低侵襲治療とは、手術・検査などに伴う痛み、発熱・出血などをできるだけ少なくする医療を内視鏡やカテーテルなど、身体に対する侵襲度が低い医療機器を用いた診断・治療のことです。
患者さんのからだの負担を小さくし、治療後のQOL(Quality of Life:生活の質)を向上させるのが「低侵襲治療」です。
内視鏡手術を用いた消化器疾患の手術では,身体を傷つける範囲を非常に小さくして,術後の痛みを減らし,回復を早めることができます。
当院では、経験豊富なエキスパートが低侵襲手術で患者さんを楽にしっかり治します。
姫路医療センターの特徴
がん治療から整形外科まで患者さんの体にやさしい低侵襲治療が得意な病院です。
がん治療では、病院の過半数を占める呼吸器センター・消化器センターを中心に「がんの低侵襲治療」取り組んでいます。
呼吸器140床 呼吸器外科(スタッフ:9名) 肺がん手術:姫路医療センター 全国2位 VATSの葉切除手術数では全国トップ 呼吸器内科(スタッフ:17名) 年間2038名の肺がんに化学療法・放射線療法を施行 |
消化器85床 消化器内科(スタッフ:7名) 内視鏡治療の兵庫県における中心的存在 ESDは兵庫県4位 外科(スタッフ:10名) 消化器外科領域 高い内視鏡手術率 70% 消化管がん:80〜90%の内視鏡手術率 胃がん手術の完全体内吻合 発祥の病院として全国的に有名 |
IMRT導入で正確な放射線治療
(耳鼻科:頭頸部がん 泌尿器科:前立腺がん)
耳鼻科でも咽喉頭がんには消化器内科と共同で経口的切除(ELPS)をおこない、声を奪わない治療に取り組んでいます。また、平成29年初旬からは高精度IMRT専用装置を設置し、頭頚部がんや前立腺がんに正確な放射線治療が行えるようになります。
整形外科でも脊椎疾患に対して低侵襲治療を行っています。
詳細は各診療科紹介ページをご覧ください。