泌尿器科プログラム(選択科…初期臨床研修)
本プログラムは2年間の研修期間のうち、2年目にローテイトする診療科の一つとして泌尿器科を選択した研修医のための卒後研修プログラムである。つまり、将来、泌尿器科医にならない医師であっても、最低、知っておくべきことを習得するための研修を目的とする。
研修期間において、外来・病棟業務を行い、泌尿器科における頻度の高い症状・疾患を経験し、基本的な知識・技能をできる限り身に付けることを目的とする。
・2年目の選択科のうち、Aコースでは1〜9ヶ月、Bコースでは1〜11ヶ月選択できます
- 泌尿器科スタッフやレジデントと共に働くので、チーム医療を身に付ける。身だしなみに気を付ける、原則はネクタイ着用、サンダル、Gパンは禁止
- Hairdye‘毛染め’は膀胱癌の原因と考え、膀胱癌患者に白髪染めをやめるように生活指導しているため、いわゆる茶髪は禁止。同様にSmokingも膀胱癌の原因と考え禁煙指導しているので、喫煙者は節度を持って喫煙すること。
- 外来診療において、問診、診断、検査、鑑別診断、治療などを適切に実施する能力を養う。
- 入院診療においては、代表的な泌尿器科疾患の診断、治療、手術手技について学習する。
- 外来で診た患者を入院させ、手術をし、退院、外来でフォローと、一連の診療を経験することにより、全人的医療を身につけ、医師としての自覚を養う。
- 下記の検査を受け持ちの患者で実施し解釈できる。
検尿、DIPの読影、エコー検査 - 下記の疾患の鑑別診断ができるよう、学習する。
単純性尿路感染症と複雑性尿路感染症の鑑別診断、前立腺肥大症と前立腺癌の鑑別診断 - 下記疾患の入院患者の受け持ちとなって、診断・治療ににおける基本的な考え方を理解し、術後管理、化学療法の基本を習得する。
前立腺癌、前立腺肥大症、腎癌、膀胱癌、尿路結石、尿路感染
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