形成外科プログラム(選択科…初期臨床研修)
形成外科とは身体の中でも顔面、手足など外から見える部位の修復を行う外科治療学の一分野である。創傷に対する処置の方法や縫合法など、外科治療の基礎となる知識および手技を習得する。
・2年目の選択科のうち、Aコースでは1〜9ヶ月、Bコースでは1〜11ヶ月選択できます
- 形成外科で取り扱う疾患について広く理解する。
- 救急患者に対する初期治療について習得するとともに形成外科基本手技に対する理解を深める。
- 治癒が遷延する創傷に関して、その理由や治癒させるための科学的な考え方を学び、創傷治癒に関する理解を深める。
- 形成外科的な観点からの病歴聴取ができる。
- 手術前後の全身管理および局所に対する処置ができる。
- 顔面骨骨折の検査および診断ができる。
- 皮膚縫合法、特に真皮埋没縫合を経験する。
- 皮膚軟部組織損傷に対する取り扱い(洗浄、デブリードマン、縫合法など)を経験する。
- 植皮術(タイオーバー法および採皮)を経験する。
- 慢性皮膚潰瘍に対する原因検索、処置方法および手術療法を経験する。
- 各種皮弁および遊離組織移植(マイクロサージャリー)の助手を務める。
- その他、各種形成外科手術の助手を務める。